サラリーマンコラム

サラリーマンの結婚ってメリットあるの?結婚で変わるお金のあれこれ

日本では結婚しても3組に1組は離婚してしまうというデータがあり、多くの夫婦が離婚の道を選んでいます。

多くのカップルの場合恋愛関係の時間を経て結婚に至っているはずなのに、なぜこんなにも離婚をしてしまうのでしょうか?

こんなに離婚が多いということはやはり結婚とはデメリットばかりなのかとも思ってしまいます。

そこで今回は、サラリーマンの人が結婚すると起こりえるメリットやデメリットをまとめてみました。

折角結婚するのであればメリット多くして、離婚なんかしたくないですよね。

新社会人タカ
新社会人タカ
結婚って正直色々面倒くさそうですよねw
えのやん!
えのやん!
最近は結婚に後ろ向きな人が増えているようですね!しかし、結婚しているからこそ経験できることや考え方などもあるので、私はいいことばかりだと思いますよ!

結婚お金のメリット・デメリット

結婚お金のメリットは?

お金のメリット1:共働きで収入源と収入増加

最近はサラリーマンの給料がなかなか上がらないと言われている用ですが、まず結婚して最も大きなメリットは収入減が増え、世帯収入が増えるということです。

共働きの場合には限られてしまいますが、仮にどちらかの収入源に何かがあったとしても、もうひとつ収入減があれば収入が0になるということはなくります。

また、生活費なども結婚することにより効率的になり、結果収入が増加して消費が減ることにつながります。

お金のメリット2:生活費の負担が減る

結婚することによりまず変わるのが住環境です。

仮に独身時に1kだった家を結婚を機に2K若しくは1LDKなどに住み替えた場合、東京23区内の家賃相場を見ると『1K=8万円』で『2K・1LDK=10.5万円』となります。

これまでばらばらに暮らしていた際には一人当たり8万円だった家賃が、一人当たり5万円程にダウンさせることがd切るのです。

 

このほかにも水道光熱費の基本料や、NHKの受信料などこれまでは一人で負担していたものが、結婚することにより折半することができるようになります。

お金のメリット3:税金が優遇される

これは配偶者が専業主婦若しくは年収150万円未満の場合ですが、配偶者控除を受けることができます。

配偶者控除を受けるにはいくつかの条件をクリアする必要がありますが、該当する場合は所得税の金額が大きく減ります。

 

お金のメリット4:社会保険の扶養に入れる

社会保険組合によって異なることはありますが、配偶者の収入が106万円未満の場合に、被保険者の扶養とになれるため、扶養に入った配偶者は個別に社会保険料を支払う必要がなくなり、その負担が軽くなります。

お金のメリット5:贈与税の優遇が受けられる

贈与税とは人から人へ財産の移動が起こったときに発生する税金です。

2015年に大きく法律が大きく改正されたこともあり、これまでは時期や理由などに関係なく贈与を受けた場合には課税の対象となっていました。

しかし法律が変わったことにより、祖父母などからの『結婚』『出産』『子育て』の為贈与などは非課税となり一括で贈与できるようになったのです。

 

また、夫婦間でも贈与が認められていて、1年間に110万円未満の贈与であれば非課税となっています。

お金のメリット6:各種手当の支給

会社によっては家族手当などの配偶者手当を支給している会社もあります。

ちなみに公務員の場合は配偶者手当は毎月1万円支給されます。

新社会人タカ
新社会人タカ
意外とお金のメリットってあるんですね。
えのやん!
えのやん!
日本の制度は結婚して女性は専業主婦になる前提で作られているので、そういった面ではかなり金銭的な優遇はされていますね。

結婚お金のデメリット

お金のデメリット1:結婚式など結婚までにお金がかかる

こちらはデメリットと感じない人も多いかもしれませんが、ほとんどの結婚式の場合は収入より費用が上回ります。

親戚などの出席が多い地方などでは費用よりも収入が上回る黒字で結婚式を行得ることもあるそうですが、都市部では黒字にするのはほぼ難しいでしょう。

 

ある調査によると、2015年に入籍したカップルはおよそ64万組いたそうですが、結婚式を挙げたカップルは35万組で、45%近くのカップルが結婚式を挙げていない現状です。

結婚式を挙げていないカップルの多くは金銭的な理由をあげえているということです。

 

結婚式の費用回収状況

収入232万円 - 費用:359万円 = 赤字額143万円

*収入はご祝儀や親の援助の合計

お金のデメリット2:自由に使えるお金が減る

独身貴族』という言葉があるように、独身でいる時は自分の為に自分の稼いだお金を好きなだけ使用することが出ます。

しかし、結婚してしまうとそうもいきません。

生まれてくる子供の教育費や、老後の積み立てなど今現在の自分の為に使えるお金というのは極端に減ってしまうのです。

お金が使えなくなってしまったことがフラストレーションになってしまうなんてこともよくあるそうです。

お金のデメリット3:里帰りなどのコストが膨らむ

カップルがどちらも地方だった場合、お盆に年末年始にと里帰りの費用というのは見逃せません。

往復の交通費にホテル代に滞在時の食事代など、かなりの金額がかかってきてしまいます。

子供が生まれるまではそこまで頻繁に帰省することもないかもしれませんが、子供の成長は自分の両親にも見せたいものです。

必要経費ではありますが、年間の金額で考えるとかなりの額となってしまいます。

お金のデメリット4:原因にもよるが離婚するとお金がかかる

現在3組に1組は離婚するといわれています。

その理由は『性格の不一致』や『不倫』など様々ではありますが、離婚するとほとんどの場合は『慰謝料』と『養育費』がかかってきてしまいます。

 

慰謝料は『不倫』などが原因の場合100万~300万円程で、養育費は年収によっても変わりますが、子供一人当たり毎月3万円から7万円程度の金額がかかってきます。

新社会人タカ
新社会人タカ
やっぱり結婚ってお金めちゃくちゃかかるんですね。
えのやん!
えのやん!
結婚式などの費用は『スマ婚』などを利用すると20万円前後でできたり、工夫次第でお金の面のデメリットは減りましすよ

結婚の様々なメリットデメリット

結婚で起こる様々なメリットは?

結婚のメリット1:社会的信用が増える

社会的信用が具体的にどのようなものかというのは言い表せない部分もあります。

しかし、仮に40歳から50歳の人に『結婚を一度もしたことがない』と言われたら、『何かしらの問題があるのかな?』と思われてしまうでしょう。

 

生涯未婚率の最新のデータではおよそ20%の人は未婚ではあるものの、『結婚をしている』若しくは『したことがある』という社会的なステータスはいまだに健在です。

結婚のメリット2:子供を安心して持てる

なんといっても自分達の子供とはいとおしくてかけがえのない存在です。

最近は結婚しなくても子供を持つという選択肢をする人もいますが、未婚の子供やなどは不利益を被る可能性があります。

 

未婚で子供を持つという場合に結婚後離婚してシングルマザーとなる場合と未婚のシングルマザーの場合には経済的に負担が大きくなって今います。

それは『寡婦控除』といわれる控除の一種なのですが、離婚若しくは配偶者と死別していなければ受けることのできない控除なのです。

 

子供を持つことは結婚していようがしていまいが平等の権利ではありますが、まだまだ国の制度は追いついていない現状があるので、結婚していたほうが安心して子供を持てるという結論です。

 

結婚のメリット3:両親が安心する

結婚は『親孝行』という一面もあります。

まだまだ親世代の中には『結婚して一人前』とかが得ている人も少なくないので、自分の子供が結婚していないとかなり心配してしまうという人も多いです。

 

結婚とは本来は自分たちの為にするもので親の為ではないとは思いますが、会うたびに親から『まだ結婚しないの?』なんて言われるストレスからは解消されるでしょう。

結婚のメリット4:結婚していると出世しやすくなる!?

結婚のメリット3』同様で現在管理職にいる人のころは『結婚して一人前』というのが当たり前に言われていました。

現在30代前半の結婚率はおよそ50%でしたが、1995年の調査では30代前半ではおよそ70%の人が結婚をしていたといわれています。

 

管理職世代にとっては結婚していることが当たり前で、結婚していないということは『何かしらの問題がある』と考えられてしまい、同じ土俵に上げたときに結婚している方を取ってしまうこともあるのです。

新社会人タカ
新社会人タカ
結婚していないと出世できないなんて・・・
えのやん!
えのやん!
都市伝説的なことろもありますが、『結婚してこそ一人前』というのは昔はよく言われていたようですね。

結婚で起こる様々なデメリット

結婚のデメリット1:自分の時間が圧倒的に減る

結婚というのはすなわちお互いの時間を共有するということです。

独身の時は基本的に仕事以外の時間はすべて自分の時間として使うことができましたが、結婚したとたんに自分の時間は激減してしまいます。

さらに子供が生まれると自分の時間はほぼゼロという状態になってしまいます。

結婚のデメリット2:親戚づきあいが増える

義父母に義兄妹など結婚すると家族づきあいが増加します。

価値観や性格が合う場合にはデメリットは少ないですが、価値観や性格が合わない場合にはストレスになってしまい大きなデメリットとなってしまうでしょう。

 

結婚のデメリット3:セックスレスになりがち

交際時には定期的に取れていたコミュニケーションも結婚するとなぜか急激に減ってしまいます。

セックスレス大国の日本ではおよそ半数の夫婦がセックスレスに陥っているともいわれているのです。

夫婦間のセックスレスはその他の不満を増幅させてしまったり、不倫の原因にもなってしまうので、注意が必要です。

新社会人タカ
新社会人タカ
やっぱり僕は自由が無くなるのはいやだな~
えのやん!
えのやん!
自由は失いますが、失う物以上のものが得られますよ!

サラリーマンが結婚でデメリットが強いと感じるわけ

実際に結婚には『金銭的』『社会的』『精神的』様々な面で大きなメリットがありましたが、未婚率が増えている現状、多くのサラリーマンがデメリットを強く感じているようです。

中にはメリットは一切なくデメリットしかないという人もいるくらいなのですが、なぜデメリットを強く感じてしまうのでしょうか?

プレッシャーばかりを感じてしまう

家族に一生ご飯を食べさせなければならない』『立派な父親として認められなければならない』責任感が強い人ほどそういったプレッシャーを感じてしまい、メリットが全く見えなくなってしまうようです。

たしかに責任は大きく増えてしまいますが、結婚することによって得られる様々な恩恵も冷静にとらえることができればよいですね。

お金も時間も自由を失いたくない

結婚することによって最大のデメリットともいえるのが『時間』と『お金』の自由が無くなってしまうことです。

たしかに独身の何にも縛られない『自由な生活』というのは魅力的ではあります。

ただそういった人もやはり、デメリットばかりに目が行ってしまい、結婚することによって得られる様々な恩恵を冷静にとらえられていないようです。

結婚生活そのものが楽しそうじゃない

これは育ってきた環境に大きな原因があると思われますが、両親が不仲で毎日のようにケンカしているような家庭だったり、離婚していたりするとそういった思考になりがちです。

そういった人は『夫婦とは最終的にはいがみ合って憎しみ合うもの』というイメージが植え付けられてしまい、『結婚なんかしない方がまし』という考えになってしまうようです。

新社会人タカ
新社会人タカ
僕もまだまだネガティブな部分しか見えてこないです。

そもそも結婚はメリットやデメリットではない!

ほとんどのカップルの場合『なぜ結婚するんですか?』と問われたら、『相手が好きだから』と答えるのが普通ですよね?

中には『戦略的結婚』という人もいるかもしれませんが、それは本当にごくごく一部のカップルだと思います。

 

そんな好き同士で結婚しているのであればそもそもメリットデメリットなどの損得勘定は必要ないのではないでしょうか?

サラリーマンの結婚メリットまとめ

いかがでしたか?

最近では多様化が進み結婚に対しても様々な意見が出てくるようになりましたが、まだまだ『結婚』に対しての社会的価値は大きいようです。

今回はサラリーマンの結婚のメリットやデメリットについてまとめてきましたが、やはり結婚とはそんな損得勘定抜きで自然な気持ちでしたいですね。

無料の教材で今すぐ自由になろう!