サラリーマンの方であれば、お金を増やす方法として誰しもが一度は考えるのは投資ですよね。
でも、忙しくて投資なんて手が回らないし、難しそうでやっていける自信がないなんて人は多いのではないでしょうか?
しかし、一方では投資に成功して老後の資金を蓄えたり、月々のお小遣いを少し増やすことができたりしている人もいるのです。
では、そんな人たちはどのような投資を行っているのでしょうか?
今回は忙しいサラリーマンでもリスク少なくできるおすすめの投資をご紹介していきます!
目次
サラリーマンは投資する必要あるの?

1990年には銀行の定期金利は6%を超えていて、サラリーマンでも100万円銀行に預けているだけで、年間6万円の不労収入を得ることができました。
しかし銀行金利が0.1%をも切る現在では、10倍の1000万円貯金しても年間1万円の利息が付くのがやっとです。
サラリーマンの平均年収も10年前に比べると50万円以上も低く、サラリーマンは普通に働いているだけでは、生活を豊かにしていくのが難しいのが現状です。
最近は働き方改革といわれていて、浮いた時間に副業をやる人も増えてきてはいるものの、多くの時間を取られてしまい本業に差し支えたりしてしまっています。
そこで注目してほしいのが『投資』です。
投資とは、簡単に言えばお金に働いてもらう行為です。
使用する体力は最小限に抑えながらお金を増やしていく投資は、多忙なサラリーマンにとって資産を増やすためには必須なのです。
サラリーマンが意識すべき投資・消費・浪費とは

一般的にお金を使う行為『支出』は『消費』『浪費』『投資』3つに分けることができます。
理想の支出の割合は、
- 消費:70%
- 浪費:5%
- 投資:20%
といわれていて、サラリーマンが資産を増やしていこうとする際にはこの3つの内容とバランスはとても重要になってきます。
それでは『消費』『浪費』『投資』はそれぞれどのような定義なのでしょうか?
消費とは
消費とは、人が日々生活していくうえで欠かせない物の購入費用やサービスの使用料、住居費、食費、水道光熱費などさします。
生きていく中で生活な支出である消費ではありますが、現状な何にどれくらい使用しているか、本当に必要かなど定期的に見直すことによって消費を減らすこともできます。
ただ、生きていく中で必ず必要な費用になるので、その価値は支出したお金の価値と同等となります。
支出したお金 = 物の価値
浪費とは
浪費とは、その人にとって必要以上の贅沢や無駄な支出の事を云います。
ブランドや高級外車の購入などの購入や、必要以上のおしゃれや飲み会の費用など必要最低限とは言えない消費以上の支出です。
衝動的に買ってしまったものや、購入したあとで『もっと安いものでも代用できた』なんてものがこれにあたります。
支払ったお金の価値よりも将来的にその価値が下がったりメリットが少なくなってしまうことともいうことができます。
また、浪費のバランスは5%程度であれば許容派にとされていますが、できるだけ浪費を0に抑えて、投資に回すことができることが理想といえます。
支出したお金 > 物の価値
投資とは
投資とは、将来的に資産を増加させるために今ある資産を支出し、財産・能力・知識などの価値を上げていく為の支出の事を言います。
一般的に知られている株式や不動産への投資の他にも、知識や能力をつけるための資格取得費用なや書籍購入費用なども投資ととらえることができます。
消費や浪費を抑えて投資に回すことにより、現在の資産を将来的に上昇させていくことができるので、今一度自分の『消費』『浪費』『投資』のバランスを見直すと良いでしょう。
支出したお金 < 物の価値
『消費』『浪費』『投資』のまとめ
上記の説明でもわかる通り、支出にはその物の価値が上がるか下がるかを意識することがとても重要といえます。
お勧めなのが最低でも同等の価値を保てる物の購入がおすすめで、価値が下がるものに関しては、極力避ける方が良いでしょう。
ただ、ここでいう物の価値が下がるというのはあくまでも外的面と内的面の2面あり、他人からしたら価値が下がるものでも、自分からしたら価値は同等若しくは上がるものもあります。
趣味で購入する物がそういったものになりますが、その物を購入することによりモチベーション等が上がったり維持できると言う物であれば、価値は同等若しくは上がるとも考えられます。
お金を支出する際はこういったことも加味して総合的に判断すると良いでしょう。
サラリーマンが投資をする前に注意すること

それではサラリーマンが消費と浪費を極力抑えて、投資をする際に注意すべきことはどういったことがあるのでしょうか?
元本割れする恐れ
まず投資において大前提となることは、投資は必ずしもうまくいくものは七位ということです。
投資とはその時の物の価値が将来的にどうなるかを予想して行っていくもので、その物の価値は実に様々な要因で上がったり下がったりを繰り返していきます。
ある程度の予想はできるものの、投資に100%ということは絶対にないので、元本が割れる可能性があるということは必ず理解しておきましょう!
余裕資金で投資をしよう
投資で一番大切なことといわれているのが、平常心を保って冷静に分析ができるかということです。
当然自分が苦労して貯めたお金を使用して投資していくわけですから、そのお金が減っていくと平常心が崩れてしまいますので、少しでも平常心を保つためには、余裕資金で投資をすることが重要です。
投資をしているお金が無くなってしまうと生活ができないなんて状態になると、心が大きく揺れてしまい投資に失敗してしまうことが多くなってしまいます。
サラリーマンの投資でおすすめTOP5
それではこれまでの事を大前提に、多忙なサラリーマンにもおすすめな投資をご紹介していきます。
サラリーマン投資おすすめ5位:仮想通貨

2017年年末に長高騰を見せて話題となった仮想通貨ですが、2018年には『コインチェックショック』が発生し急落しましたが、現在では落ち着きを見せています。
ただ、一時的に暴落したものの仮想通貨そのもののシステムはこれからのグローバルな世界では必要不可欠と考えられています。
そもそも現在主流の送金システムでは海外に送金するのに最悪の場合3日~5日もかかってしまうのです。
当然その間ビジネスは止まってしまい大幅に時間のロスをすることになってしまいます。
しかし、仮想通貨では3日から5日かかっていた送金が最短4秒で終了することができ、その送金のスピードは、今後より進むグローバル化には必要不可欠なのです。
なので現在余剰資金があり、しばらくの間寝かせておくことができる人は、仮想通貨に投資をして手を付けづにおいておくと数年後に化ける可能性もあると思われます。
サラリーマン投資おすすめ4位:ソーシャルレンディング

『ソーシャルレンディング』とはここ数年で話題となっている新たな投資です。
これまではお金を必要とする企業や個人は銀行などの金融機関をを介してお金を調達していましたが、ソーシャルレンディングでは、個人の投資家などが直接借りたい人にお金を貸し出すシステムです。
ソーシャルレンディングの最大の特徴は、お金を貸し出して利息を取る投資なので、株式やFXなどのように日々の値動きに振り回されることがありません。
また、専門的な知識もほぼ不要で、ソーシャルレンディングの仲介業者に登録して資金を入れることで簡単に始めることもできます。
サラリーマン投資おすすめ3位:iDeCo

iDeCoとは『個人型確定拠出年金』のことで、毎月決まった金額を積み立てて将来の年金にしていく制度の事です。
iDeCo一見年金のようなシステムではありますが、サラリーマンにとって実はとてもメリットのある投資です。
それは、掛金に比例して住民税や所得税が一定額まで優遇され、控除を受けることができるのです。
控除できる額は人により様々であはありますが、将来の年金を積み立てながら節税対策ができるというのは何ともお得な投資といえます。
参考:サラリーマンの退職金の平均額や相場は?退職金手確定申告が必要なの?
サラリーマン投資おすすめ2位:投資信託

投資信託とは投資をしたい人が投資の専門家(=ファンドマネージャー)にお金を預けて、ファンドマネージャーが株や債券など複数の商品に投資を行います。
運用は投資のプロが行ってくれるので、初心者でも気軽に投資ができることと、複数の商品を購入することができるので、リスク分散もできるところがメリットです。
ただ、銀行預金などとは違い元本割れのリスクは当然発生するので、予め元本割れを想定できない人にはあまりおすすめではありません。
サラリーマン投資おすすめ1位:ロボットアドバイザー

最近CMでも見かけるようになったロボットアドバイザーとは、AIにすべてを任せる分散型の積み立て投資です。
サービスによっても違いはありますが具体的には下記のようなものに自動で分散投資を行ってくれます。
- 米国株
- 欧州株
- 日本株
- 新興国株
- 米国債券
- GOLD
- 不動産
投資の知識がない方や投資に時間をあまり使えない人などにはとてもおすすめなサービスで、積立投資を行うことによりドルコスト平均法の効果を得ることもできます。
サラリーマン投資今流行りの仮想通貨はどうなの?
そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨とはインターネット上のみで存在をする電子通貨です。
私たちの生活で通常使われているような『\』などとは違い、効果や紙幣などが存在しないため『仮想通貨』と呼ばれるようになりました。
また、『\』や『$』との大きな違いは、日本や米国といった国が価値を保証する『法定通貨』とは違い、仮想通貨は国など公的が価値を保証していない通貨なのです。
仮想通貨は何で価値があるの?

そもそも物の価値とは、人々が共通の認識として『価値がある』と認めた場合に存在します。
法定通貨の場合は人々に加えてそれぞれの国が、『価値がある』と認めているため、物事との物々交換の対象として機能しているのです。
一方仮想通貨も同じで、姿かたちはありませんがデータ上のやり取りの中でも、多くの人がそのデータに『価値がある』と認めているため『\』や『$』との価値の交換が行えるのです。
ただ、現在では法定通貨でもクレジットカードや電子マネーなどデータでのやり取りが行われています。
多くの人がこの実際に現金の流れていないやり取りでも、物の売買ができると認めているからであって、仮想通貨のシステムと大きく変りはないのです。
仮想通貨の将来性は?

現在日本の若年層では保有率が11%といわれる仮想通貨ですが、その将来性はどうなのでしょうか?
正直なところ神のみぞ知るといったところですが、そもそも現在の法定通貨のやり取りでは不便が生じているからこそ仮想通貨が飛躍的に成長してきたといえます。
法定通貨が現在のようなシステムのままであれば、仮想通貨はより成長してくるでしょうし、法定通貨が飛躍的に変革がされるのであれば仮想通貨の存在価値はなくなるでしょう。
しかし言い換えれば法定通貨が何かしらの変革をもたらす時には、現在の仮想通貨の技術が使用されるでしょうから、仮想通貨の技術自体が無くなることはないと考えられます。
仮想通貨に投資すべきなの?

正直こちらも神のみぞ知るというべきです。
もし、仮想通貨に投資をするのであれば、ベンチャー企業株に投資をしている感覚と同じような意識でいるのが良いと思います。
ベンチャー企業株とは、これから成長するかもしれないまだまだ小さい企業の株式の事です。
すなわち、価値が0になる可能性もあれば、価値が100倍になる可能性も同じくらいあります。
これはすでに上場している企業の株式ではめったに起こらない現象なので、仮想通貨においてもそういった感覚で投資を行い長期で保有する方が得策なのではないでしょうか。
サラリーマン投資オススメまとめ

いかがでしたか?
現代ではAIを使用するなど、知識のないサラリーマンでも簡単に始めることのできる投資がおすすめです。
ただでさえ忙しいサラリーマンがさらに投資の勉強をしてなんてしていたら時価も無くなってしまいます。
今回ご紹介した投資方法で時間を有効活用しながら自分の資産を増やす方法を考えてみてはいかがですか?
ただ、投資に100%は存在しません!
あくまで投資をする際は元本割れを起こすリスクを理解して自己責任で行いましょう!